SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【探究レポート】5年生WONDER Time-旅tabiジャパン!とっておきツアー-
5年生のWONDER Time(個人探究)は、「探究サイクルを体験して学び方を学ぶこと」を1学期の目標において活動をしています。
具体的には、4年生の時に社会科で学習した都道府県と関連させて、自分の紹介したい都道府県の旅行プランを作る「旅tabiジャパン!とっておきツアー」に取り組んでいます。
4月中は、自分の紹介する都道府県を決めて、インターネットや書籍を使ってどのようなものがあるのか調べていきました。
様々な媒体を使用して調べることで、同じ事柄でも違った情報が手に入る経験をすることができたようです。
集めた情報を、「観光の花びら」という思考ツールでまとめました。
観点ごとにまとめることで、都道府県の魅力が一枚のシートで把握することができました。
先週の授業では、集めた情報を絞るために、「クラゲチャート」を使って自分が紹介したい都道府県の魅力を5つに絞りました。
情報を選択することの難しさを感じている子供もいましたが、選択するという経験を積んでいくことで、よりよい選択ができるようになるということを子供たちには伝えました。
そして5月16日(金)は、学校の修学旅行などでお世話になっている近畿日本ツーリストの方を講師としてお招きして、「見やすい 分かりやすい 企画書の作り方」という内容で特別授業を行いました。
普段、旅行プランを分かりすく相手に伝えることをされている方から、直接話を伺うことで、どうすれば自分が考えている内容を相手に伝えられることができるのか、子供たちは考えながら話を聞いている様子でした。
質問タイムでは、教えていただいた資料の作り方に関して、もっと詳しく教えて欲しいことや自分が調べている都道府県の情報を質問していました。
今日教えていただいた内容を生かして、7月の発表に向けて資料づくりを行って行く予定です。
これからの数週間で、子供たちは自身の旅行プランをさらに具体化し、視覚的に魅力的な資料を作り上げることに挑戦します。
これらの活動を通じて、子供たちは単に情報を集めるだけでなく、それを元に新たな価値を創造する力を身に付けます。
このような経験は、今後の学びや成長において大きな財産となるでしょう。
素晴らしい発表ができることを心から願っています。