EDUCATION POLICY教育理念
就実小学校が大切にしている
理念をご紹介します

MANAGEMENT PHILOSOPHYグローバル社会の担い手として
未来をつくる
“就実の子”を育みます
GREETINGS FROM THE PRINCIPAL

学校法人就実学園
就実小学校校長海野 誠二
未来をつくる子どもたちのために
令和4年4月より、就実小学校3代目校長を拝命しました海野誠二と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本校は、開校8年目を迎えた新しい学校ですが、1904年(明治37年)に「時代のニーズに即した人材育成が必要である」と創立された歴史と伝統のある就実学園に擁されています。開校以来、建学の精神である「去華就実 - 華を去り実に就く -」のもと、確かな学力(知)と人を思いやる心(仁)を育み、元気いっぱいにやり抜くたくましさ(勇)を兼ね備えた子どもの教育に努めています。
現代社会において、AI(人工知能)の発達、DX(デジタルトランスフォーメーション)やグローバリゼーション等により、社会そのもののあり方が大きく変化し、既存の知識や成功パターンが通用しなくなっています。このような変化の激しい時代を生き抜くためには、イノベーションを引き起こす原動力となる「創造力」を高め、ダイバーシティへの理解を深めつつ、他者と協働し問題を解決する力が必要であると考えます。そこで本校では「英語イマージョン教育」や「創造性を育むICT教育」、「教科横断的な学び(SWCC、 etc) 」など、校内研究を推進しつつ独自の教育プログラムに取り組んでいます。
このように充実した学校生活を通して「知・仁・勇」をバランス良く育み、その上で英語力、創造力、協働力を高め、多様性への理解を深めることで「グローバル社会の担い手として未来をつくる就実の子」を、教職員一丸となって育ててまいります。
※SWCC:Shujitsu World Cultural Celebration の略
EDUCATION POLICY去華就実華を去り、実に就く
外面の華やかさにとらわれることなく、
内面の豊かさと知性の充実に努めること。
一人ひとりの個性を大切に育む、就実小学校。
かしこく・やさしく・たくましく、誠実に、
グローバル社会の担い手として
未来をつくる就実の子を育てます。
MANAGEMENT PHILOSOPHYグローバル社会の担い手として
未来をつくる“就実の子”を育みます
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人間性誠実に生きる子Integrity
素直で、誠意をもって行動する子
就実小学校では「去華就実」の教育理念のもと、地球的視野に立ち、明るい未来をつくるために必要な「かしこさ」「やさしさ」「たくましさ」を育みます。自分の人生に真摯に向き合い、他者への思いやりを忘れない、誠実に生きる子供を育てます。
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知かしこい子Wisdom
自ら考え、よりよく振る舞う子
子供の個性や実態を見極めた授業づくりや、学びの楽しさを実感できる機会を大切にしています。主体性や対話を重視した指導で意欲を引き出し、深い学びを実現します。
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仁やさしい子Kindness
思いやりの心で仲良くする子
「係活動」や「異学年交流」を通じて、人やものを大切にする思いやりの心を育てます。ルールの大切さを学び、異なる価値観を認める心を養うことで、集団の中で生きる力を身に付けます。
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勇たくましい子Strength
元気いっぱいやりぬく子
子供が将来の夢や希望を持てるよう、キャリア教育を推進しています。自分の成長を振り返り、夢や希望に向かって自ら進んでいける力を身に付けます。
特色ある教育システム
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4つの「あ」運動
元気な笑顔の「あいさつ」、落ち着いて行動する「あんぜん」、整理整頓の「あとしまつ」、感謝の「ありがとう」、4つの「あ」を通して、人間としての基礎基本を育みます。
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状況判断力、思考力、表現力、リーダーシップとフォロワーシップ育成
それぞれの役割や立場を意識して、主体的に参加できる人間性を育てます。子供たちは学校生活の課題や目標を自ら考え、アクションに移しています。
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「輝く個性」と「集団の中のわたし」の両立~Diversity~
個としての輝きと、集団の中の自分をバランスよく捉えられる学級・学年運営を推進し、多様性社会に必要な柔軟性や発想力を育んでいます。
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自然を身近に感じる
学園が所有している就実森林研修センターで、年間を通じて活動を実施しています。森の学校の先生たちのサポートを受け、山歩きや野外炊事などを行います。
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本ものの芸術に触れる
美術館での芸術鑑賞や、アート鑑賞教室など、本ものの芸術に触れ、感性を磨くプログラムを積極的に実施しています。
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職人の技を体験する
書道体験では、職人さんから2年生はにぎりずみ、3年生は和紙、4年生は筆、5年生は印の作り方を教えてもらいます。
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日本の伝統と文化を学ぶ茶道
七夕、お月見、ひな祭りなど、季節に合わせて茶道体験を行います。日本の伝統に親しみ、日本の文化への理解を深めます。
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世界の文化を学ぶSWCC
「Shujitsu World Cultural Celebration(SWCC)」と題した行事を秋に実施しています。4~6年生は、グループごとに担当する国について発表します。1~3年生は、縦割りグループを組み、楽しみながら学びます。
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学園との連携
こども園・中学校・高等学校・大学との交流活動を行っています。学園内の連携も子供たちの成長を支えています。
生きる力を培う就実タイム
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詩の朗読・英語多読など
意欲を高め、視野を広げ、思考を深めるための時間を1日2回(1~3年生)、1日3回(4~6年生)設定。豊かな発想力や表現力を高めます。
一人ひとりの夢をかなえる進路指導
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系統立てた応用授業の実施
1年生から徐々に発展的な内容を学ぶ応用授業(国語・算数)を行っています。また、年間4回育伸社の学力診断テストを実施しています。自分の学力を定期的に知ることで、学習意欲の向上を図るとともに、今後の学習に活かせるようにしています。
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高学年の完全教科担任制
専門的な知識を有する教員が、各教科の指導にあたっています。教科書の内容を先取りしたり、深堀したりするなど中学校進学にも対応した授業を行っています。また、各教員が教科の楽しさを伝え、学ぶ意欲を高めるよう努めています。
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6年生サマースクール
6年生を対象に進路指導の一助として夏休みに5日間、サマースクールを実施しています。午前は「文章表現力」「論理性」「分析考察力」等の力を伸ばすことを目的に授業を行います。午後は、自習したり個別指導を受けたりできます。就実中学校の先生による特別講座もあります。
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進路希望調査に基づく個人懇談・個別相談
本校の進路指導は、中学校への進学時のみならず、その後の進学や社会生活において必要となる力や学力を身に付けていくことを見据えた指導を意味します。進路希望調査をもとにそれぞれの目標が達成できるようバックアップします。