SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【教科探究レポート9月 5年国語(鎌森)】
気分は詩人,相棒はAI! ~5年生,言葉と絵で紡ぐ『なりきり詩』の世界~
5年生の国語では,詩を味わうという単元で詩を鑑賞し,その中で「リフレイン(反復)」という表現技法について学びました。
技法を学んだら,次は活用に挑戦です。今回は,「なりきり詩」という形で詩の創作活動に取り組みました。
共感マップの真ん中に自分で選んだオブジェクトを1つ配置し,そのものになりきって「音」「発した声」「手触りなどの感触」「見えたもの」「考えたこと」などを付せんに自由に書き出します。一通り作業が進んだところで,下書きを作ります。条件は詩の鑑賞で学習した「リフレイン(反復)」を使うこと。その効果(強調やリズムなど)を考えながら,詩を創作します。
詩が出来上がったら,詩の内容にマッチする画像を,AIを使って生成します。自分のイメージ通りの画像を生成するには,思うままに文章でプロンプトを作成するだけではうまくいきません。どうやったらイメージに合う画像が生成されるのか?キーワードで入力する方が効果的?言い方を変えればよい?などと試行錯誤を通して,個性やユーモアが感じられる作品に仕上げることができたようです。
子供たち自らが思考し,表現する力,そしてすでに私たちの身近にあるAIをうまく使いこなす力の相乗効果によって,たくさんの素敵な作品が生まれました。
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