SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【学校行事】WONDER Time 発表会 ― 伝える力が育つ場 ―

今年度のWONDER Time(個人探究)発表会が開催されました。

子どもたちは、自分が本当に興味をもったことを出発点に、問いを立て、調べ、考え、まとめ、その成果を発表しました。

今年の発表会では、発表方法を選択制にした学年もあり、スライド発表、ポスター形式、実演型など、それぞれのテーマに合った形で発表が行われました。昨年度よりも、内容の深まりと表現の工夫の両面でパワーアップしている様子が感じられました。

中でも印象的だったのは、20分間の発表の中で、何度も相手を変えながら伝えることに挑戦していた姿です。同じ内容を繰り返し発表する中で、少しずつ落ち着き、自信をつけていく様子が見られました。

発表では、実演やクイズ、実物を取り入れるなど、聞き手を意識した工夫が随所に見られました。

そして何より印象に残ったのは、保護者の方からのさまざまな質問に、その場で一生懸命考えながら答えていた姿です。

「どうしてそう考えたの?」
「ほかの方法は試してみた?」

準備してきた内容を伝えるだけでなく、その場で問いを受け止め、自分の言葉で応答しようとする姿がありました。対話の中で考えを深める姿は、探究の大切な一場面です。

保護者の方からは、「昨年度より中身が濃くなっていますね」という声も聞かれました。内容の充実だけでなく、問いに向き合う姿勢や、伝えようとする力の成長が感じられる発表会となりました。

今回の発表会は、自分の考えを一方的に伝える場ではなく、相手とつながりながら学びを広げる場でした。本校が大切にしている「Communicator」としての姿が、確かに育っていることを実感しました。

この経験を土台に、これからも一人ひとりが自分の問いを大切にしながら、探究を深めていきます。