SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【5年生】鉄の誕生から自動車へ!倉敷・水島で学んだ工業生産の今

5年生の社会科では現在、工業生産について学習をしています。
11月5日、倉敷市水島地区へ工場見学に行ってきました。午前中は、JFEスチール西日本製鉄所を見学しました。
まず、見学ルームでどうしてこの場所に工場が作られたのかや鉄がどのように作られているのかを映像を見ながら学びました。
その後、バスに乗って工場内を移動しました。工場内では、ナンバープレートに「JFE」と書かれた車が走っていました。この車は、工場内専用の車だそうです。
また、製品を運ぶ特殊な車も見ることができました。そして、バスを降りて厚板工場の中に入りました。真っ赤な鉄の塊が、レーンに載って現れると子供たちは、歓声をあげていました。
鉄の塊が、圧延機を通るたびに薄くなっていることに驚いていました。工場では、鉄を冷やす水の音、出来上がったばかりの鉄の温度など身体で全体で鉄ができる工程を感じることができました。

午後からは、三菱自動車水島製作所を見学しました。
授業で、「自動車づくり」について学習しているところなので、教科書や動画で見た作業を直接見ることができました。
プレス工程では、午前中に見学した製鉄所で作られた鉄板が、金型に合わせて何度もプレスされることで、車のパーツになっているところを見ることができました。
溶接工程では、ロボットが短時間でパーツを繋ぎ合わせており、工場内を歩くたびにどんどんと車の形が見えてきました。
最後に見たのは、組み立て工程です。ここでは、人の手で一台ずつ部品を取り付けていました。たくさんの部品があり、それを確認しながら組み立てている様子を間近で見ることができました。
工場見学を通じて、実際の生産現場を知ることができ、ものづくりの大切さや工業技術の進歩を肌で感じることができました。
JFEスチール西日本製鉄所、三菱自動車水島製作所の方々,お忙しい中見学させていただき、ありがとうございました。
