SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【4年生】茶道体験


10月19日(水)に就実大学の茶室をお借りし、今年度2回目で4年生のしめくくりとなる茶道体験を行いました。
前回行ったお茶とお菓子のいただき方に加えて、今回は席入りから行いました。扇子を動かし、にじって入る際になかなか身体が進まず難しいようでしたが、少しずつ入っていくことができました。畳の縁の上をまたぐ際に、どちらの足でまたぐのか、掛け軸やお花を観る際にには扇子の向きを変えることなどにも気を付けながら席入りを行うことができました。


前回の茶道体験は7月でお菓子は天の川をモチーフにしたものでしたが、今回のお菓子は「吹寄せ」でした。もみじ、いちょう、松ぼっくりの乗ったお菓子で、子どもたちは懐紙の上で慣れた手つきで切り分けながらいただくことができました。お抹茶も、おいしくいただき、飲んだ後は縁の外に出すなど、作法を改めて確認することができました。
抹茶の入ったなつめには、「一粒万倍」と書いてあり、秋の実りを願う日本人の心を感じたり、茶釜の下にある炭の香りをかいだりと、五感で感じ取りながら体験を終えることができました。子どもたちは来年行われる後楽園での茶会に向けて、より一層気持ちを高めることができました。