SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【4年生】備前焼体験

4年生は社会科で「焼き物づくりのさかんなまち伊部」を学習しました。
なぜ、伊部では備前焼づくりがさかんなのかを探っていきました。
単元の学習を通して、備前焼の作り方や作家さんの工夫や苦労、そして備前焼の伝統を守り、広めていく取り組みについて調べてきました。

今日は、備前焼若宮窯の備前焼教室の陶芸師の方をお招きして実際に湯呑づくりを体験しました。
最初に、陶芸師の先生にお手本を見せてもらいました。そして、親指の使い方やろくろの回し方などを教えてくださいました。
説明を聞いた後は、ろくろを回しながら一人ずつ粘土を湯呑の形にしていきました。
均一の厚さに調整するのが難しく、陶芸師の先生に手助けしてもらいながら、湯呑が完成しました。
苦労しながらも作品が完成した瞬間、満面の笑顔を見せている姿が印象的でした。

備前焼は、千年以上前から作られている日本を代表する焼き物です。
完成した作品は、窯で焼いてもらい、5年生の夏休みになる前くらいに持ってきてくださる予定です。
備前焼の模様は、同じものがないと言われています。自分の作品がどのように出来上がるのか楽しみです。

備前焼体験を通じて、子供たちは伝統工芸の奥深さを実感しました。
作品が完成した時の達成感や、焼きあがった作品を手にする瞬間の喜びは、子どもたちにとって大切な思い出となることだと思います。