SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【1年生】岡山県立美術館での対話型鑑賞を体験しました
2月18日(火)、1年生が岡山県立美術館を訪れました。
現在、美術館では特別展「柚木沙弥郎 永遠のいま」が開催されており、子どもたちはその作品を対話型鑑賞という方法で鑑賞しました。
対話型鑑賞とは、作品をじっくり見て考え、自分の感じたことや考えたことを言葉にして伝え合う鑑賞方法です。
ナビゲーターの方と一緒に作品を見ながら、お互いの意見を聞き、対話を重ねることで理解を深め、作品をより味わうことができます。
子どもたちは、6人ずつの4~5グループに分かれ、対話型鑑賞を体験しました。
作品を見て思ったことを自由に発言し、友達の意見を聞くことで、新しい視点や発見が生まれました。
例えば、ある作品には手書きの丸が描かれた布がありました。
・「手書きだから、それぞれ違う形になっていて、人みたいに個性があっていい!」
・「でも、形がそろっていないと、なんだか落ち着かないな…」
このように、一つの作品からさまざまな意見が出る様子がとても興味深かったです。
また、太陽の描き方についても、「いつも自分が描く太陽と違う色が使われていて、すごくきれい!」と、新しい表現に気づいた子もいました。
最後には、5つの作品の中からお気に入りの作品を選び、それぞれ理由を発表しました。人によって好みが違い、多様な意見が飛び交う楽しい時間になりました。
今回の鑑賞を通して、「絵の見方が広がった」「友達の意見を聞いて、新しい発見ができた」といった感想が聞かれました。
作品を見て感じたことを言葉にし、共有することで、美術をより深く楽しむことができましたね。
貴重な体験をさせていただいた岡山県立美術館の皆さま、本当にありがとうございました。
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