SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【6年生】茶道体験


2月19日(水)、6年生の就実小学校での最後のお茶会がありました。
とても寒い日で、大学茶室のお庭にもうっすらと雪が積もり、とても風情がありました。
今日のために先生が準備してくださった掛け軸は、「日々是好日」〜どんな日も良い日である〜
雨の日も、失敗した日も、悲しいことがあった日も、すべて「好日」。
これから中学生になってもしんどい時もたくさんあると思うけど、自分の心の持ち方次第で、どんな日も充実したものにできる。
みなさんのこれからの毎日が好日でありますように。というメッセージが込められています。

6年間の茶道体験で、作法はもちろん、茶室への入り方や、道具を扱い方、礼儀についても多く教えていただきました。
その集大成のお茶会でした。茶道は生き物をたくさん扱っています。
飾っていた今日のお花は先生がご自宅のお庭で育ててくださったものを朝に切って持ってきてくださいました。
陶器も季節に合わせたものを選んでくださっています。その焼き物も土から職人さんが焼いてくださった特別なものです。
そして子供達が楽しみにしているお菓子も、その日の朝に菓子職人さんが材料を吟味し、私たちのために作って持ってきてくださっています。

そんな風に茶道の作法や道具一つ一つには、自然や人を思いやる気持ちが込められています。
相手に対する細やかな配慮、心の通い合い、一緒に過ごす時間の大切さを重んじています。
そんな思いやりの心も6年間を通じて教えていただきました。
最後に奨励賞をいただき、代表者からお礼を伝えました。
中学生になっても茶道で学んだ心を大切にしていってほしいです。