SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【4年生】書道体験「筆づくり」


6月10日(火)、4年生が「筆づくり」の体験授業を行いました。
講師として、広島県から伝統工芸士の資格を持つ筆職人の小林純風先生と仿古堂の職人の方2名をお招きし、本物の技に触れる貴重な機会となりました。
まずは、筆の材料や工程について詳しく説明を受けたあと、児童たちは3つのグループに分かれて体験に臨みました。
実際に筆の原料を触って仕上げを行う「筆づくり体験」
鴨、狸、リスなどの珍しい筆を見たり触れたりする「筆の観察コーナー」羊毛、いたち毛、馬毛の3種類の筆を使って書き味の違いを比べる「書き比べ体験」
どの活動にも真剣に取り組む姿が見られ、職人さんのお話を興味深く聞いている様子が印象的でした。
体験後には、子どもたちから「知らない筆の種類があってびっくりした」「鴨の筆と狸の筆とリスの筆が気に入った」
「筆を作るのにたくさんの工程と技術が必要だとわかった」などの感想が聞かれ、日本の伝統文化の奥深さに触れた学びとなりました。
この体験を通じて、書道という日本の文化への関心が深まり、職人さんの技に敬意を抱くきっかけにもなったようです。