SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

修学旅行2日目【6月12日(木)】

今週から梅雨に入ったため、今日も1日雨予報で心配していましたが、、、出発のころ晴れている?今回の旅行には自他ともに認める晴れパワーをもつ先生が一緒です。
その先生のパワーとみんなの普段の行いでなんと今日の活動中、雨が本降りで困ることは一度もなく、随所に天気に恵まれることが多かったです。
素晴らしい!!今日は壱岐島ぐるっと1周観光とフィールドワークです。

最初に訪れたのが、一支国博物館です。壱岐には魏志倭人伝に記された、一支国の王都であった「原の辻遺跡」があります。これまでの発掘調査で、日本最古の船着場の跡や一支国が交易と交流によって得られた様々な地域の土器や弥生時代の暮らしをわかりやすく表したジオラマなどがあります。

その後、勾玉作りです。昔の人もつけていたアクセサリー。祭祀にも用いられたそうです。削って磨いて好きな色の紐をつけて。素敵な勾玉ができました。みんなのお気に入りになったのか、旅の最後までつけている人がいました。お昼に楽しみにしていた壱岐牛カレーを食べ、猿岩を目指します。

猿岩を見た感想は、思っていた以上に猿!!でした。自然の力でこんなかたちができるとは、不思議です。その後、黒崎砲台跡を見学しました。大きな穴が空いている場所に砲台があり、対馬海峡を通過する艦船を攻撃するために設置されたと言われています。最大射程距離35kmで、「東洋一」の射程距離と破壊力と言われていたそうです。1度も実戦で使用されることなかったようですが、島の人たちも怖かったと思います。そして勝本町散策。グループに分かれてフィールドワークです。昭和レトロな街並みを散策しながら壱岐について聞きたかったこともインタビューさせていただきました。島の人たちにとっての壱岐の魅力や課題、実際に聞くことで知ることができました。旅も後半戦、それぞれの問いの答えが現地調査でわかってきました。

次に訪れたのが、土台石。理科であらかじめ学習してきた2500万年前の地層です。実際目の前にするととても大きく、砂と泥の層がはっきり見ることができました。2500万年前には海底で流れる水の力で運ばれた積もったものが高さ50m、横幅4,5km続いています。遠い昔だけど、この地層はその昔からずっとここにあって今も変わらずある。過去と現代、そして未来へ、ずっと繋がっているんだなと感じることができました。

2日目最後の目的地はバナナファームです。岡山でも作られている、皮まで食べられる丸ごとバナナが壱岐でも作られています。大きな花が咲いたあとたくさんの実ができます。そこでいただいたバナナジュースが最高でした!!今日は1日で壱岐島をぐるっとまるごと大満喫でした。宿に帰ってからは明日のWONDERフェスに向けて今日までに得られた情報を最後まとめ、ポスターを完成させました。明日の壱岐フェスが楽しみです。