SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【6年生】わくわく科学教室
6月17日(火)、就実大学の福井先生による「わくわく科学教室」が大学の理科室でありました。
3年生から科学のことをわかりやすく楽しく教えてくださっている福井先生。
6年生にとっては最後の科学教室。テーマは「宇宙への道」です。
はじめに、昔の宇宙アクション映画の予告動画を見て、「科学的におかしい」場面を探しました。
「ありえない!」「変だ!」と意見を出し合いながら、今まで理科で学んできた知識を思い出していきました。
さすが6年生。
「音は空気の振動で伝わるから、空気のない宇宙では爆発音はしない」
「物を燃やすには酸素が必要なので、酸素のない宇宙では火は出ない」
「光は反射して目に届くから、レーザーの光が見えるのはおかしい」
など、何気なく見ていたら見過ごしてしまいそうな“科学的におかしな”シーンをたくさん見つけることができました。
次は、地球についての学びです。
かつて地球の周囲の長さをもとに、メートルという長さの単位が決められたことを知り、
地球の円周を1000万分の1に縮めた“直径4メートルのミニ地球”を使って、クイズに挑戦しました。
「宇宙から見たエベレストや台風の大きさは?」「ISS(国際宇宙ステーション)は、どれだけ離れている?」など、
身近な自然や現象のスケールを宇宙目線で捉え直してみると、高いエベレストも、深いマリアナ海溝も、大きな台風も、
宇宙から見れば地球の表面にちょこんとあるだけだということに、子どもたちはとても驚いていました。
講義の最後には、プラコップで作る「月齢早見盤」を製作しました。
毎年最初の満月の日を合わせれば、その後ずっとその日の月の形が分かる便利な道具です。
作り終えたあと、自分の誕生日にはどんな月が見えるのかを調べて、楽しむこともできました。
普段の授業より少し長い時間でしたが、どの話題も興味深く、子どもたちはあっという間に時間が過ぎたようでした。
身の回りのあちこちに、理科の不思議がたくさん詰まっていること、
そしてそれを探究していくことの面白さを、たくさん教えていただきました。
福井先生、3年生のころから4年間、”本物の科学”を教えてくださり、本当にありがとうございました。
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