SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【1年生】書道体験
7月11日(金)、1年生は書道体験に参加しました。
この書道体験では、書道に使われる道具について学ぶために、筆・硯・半紙・文鎮の4つのグループに分かれて、話を聞いたり、実物を見たりする活動を行いました。
筆のグループでは、筆がいろいろな動物の毛から作られていることを教えていただきました。よく使われているのは馬や羊の毛ですが、それだけでなく、鹿・猿・イタチ・豚など、さまざまな動物の毛が使われていることに子どもたちは驚いていました。
墨の話では、今は便利な墨汁を使うことが多いですが、昔は固形墨を硯で丁寧にすりおろして墨を作っていたことを知りました。実際に墨をすってみると、いい香りがすることや、手間をかけることで書に向かう気持ちも整えられることを感じたようです。
半紙については、書く文字や場面によって大きさや色、厚みなどが異なることを学びました。普段は白くて四角い紙を使う印象が強いですが、実はたくさんの種類があることに気づいて、興味津々でした。
硯についても、形や素材がさまざまで、地域ごとに特徴があることを知りました。中にはとても高価な硯もあり、実際に手にとって見ることで、その重みや質感に驚いている様子が見られました。
体験の最後には、来年制作予定の握り墨についての話もあり、子どもたちは「自分だけの墨を作ってみたい!」という気持ちをふくらませていました。
「早く3年生になって、書道の授業をしたい!」という声もたくさん聞かれ、書道への期待が高まる素敵な体験となりました。