SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【研修会】就実小学校・就実こども園 連携研修会
8月22日(金),小学校の教員は就実こども園の5歳児公開保育に参加させていただきました。
本校ではこども園との連携を推進しており、年に一度、教員の学びの場としてこの研修会を開催しております。
今回の活動は「おばけやしきごっこ」でした。お客さんとして参加した3歳児、4歳児に対して5歳児とは思えないほど落ち着いた態度で優しく接する姿から、
日頃から異年齢交流に力を入れて指導されていることが窺い知れました。
また、どの園児も皆自分がすべき役割を把握しており、担任の先生に尋ねることなく、自分で考えて活動する姿が印象的でした。
公開保育後に行われた協議会では、重視している指導観についてこども園の先生方からお話を伺いました。
就実こども園では、“子供発信”つまり、教員主導ではなく、“子供の発言,子供の考え”を大切にされているとのことでした。
今回のお化け屋敷も、実は当初色水を行う予定であったところ、園児の「おばけやしきも楽しそう」という呟きを汲み取り、
活動をお化け屋敷に変更したという経緯があったそうです。
おばけやしきごっこの活動後、こども園の先生が園児たちに感想を求めると、「楽しかった。」との返答がありました。
するとすかさず、「何が楽しかったの?」と、より具体的な回答を求められていました。
活動中の先生方のご指導を振り返ると、多くの場面で子供たちの言葉を引き出し、次の学びに繋がるような手立てがなされていました。
本日見ることができた園児たちの生き生きとした表情の背景には、このような先生方のご指導があるのだと実感することができ、
参加させていただいた教職員一同気が引き締まる思いでした。
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