SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【4年生】茶道体験
10月8日(水)、就実大学の茶室にて4年生が茶道体験を行いました。
はじめに、茶道のテキストを音読しながら「茶道の心」について学びました。子どもたちの心に残ったのは、「和敬清寂(わけいせいじゃく)」という言葉です。
終わってから講師の先生に向けて書いたお手紙に、「“和”は友達と仲よくすること、“敬”は相手を思いやること、“清”は心をきれいにすること、“寂”は落ち着くことだと分かりました」と書く子もいれば、「ぼくは“和”をがんばりたいです」「清寂の中で落ち着いた気持ちになれました」と、自分なりの一文字に思いを込める子もいました。
学びのあとは、秋を感じるこいもの形の和菓子をいただきました。「和菓子は苦手だったけれど、今日は全部食べられました」「お菓子がとてもおいしかった」との声も聞かれ、子どもたちの表情はとても満足そうでした。
続いて、自分でお茶をたて、友達と交換して味わいました。「友だちといっしょにたてて飲むのが楽しかった」「ていねいにたてることを意識しました」と、
茶筅を動かす手つきにも集中の色が見られました。
今年の茶道体験を通して、子どもたちは「礼儀」や「思いやり」、そして「静かに心を整える時間の大切さ」を感じ取っていました。
ご指導くださった先生方、貴重な時間を本当にありがとうございました。
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