SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【3年生】安心・安全の岡山へ-岡山県警察本部庁舎見学-

 
10月20日(月)に、3年生は、岡山県警察本部庁舎へ見学に行き、交通管制センターや通信指令室を見学させていただきました。

交通管制センターの見学室に入ると、大きな地図が映し出されており、その下にたくさんのモニターがありました。画面には、岡山県内各地の交差点の映像が映っていました。大きな地図では、どこの道が渋滞しているなどの交通情報が表示されていました。ラジオで放送されている道路交通情報は、ここから発信されているということを知りました。そして、本物の信号機を見せていただきました。普段は、高い位置に設置されているので大きさがよく分からなかったですが、間近で見ると想像していたよりも随分大きく、3年生の身長くらいの大きさでした。しかも薄いことがよく分かりました。現在の信号機は、LEDユニット型といい、電球も非常に明るく寿命が長くなっているそうです。明るいからこそ、夜道で運転していても信号を確認することができるのだと思いました。

次に、映像を見ながら、本部庁舎や警察の組織について説明していただきました。地域の安全や犯罪の取り締まりだけでなく、災害時の救助を警察官も行っていることに子供たちは驚いていました。子供たちの質問にもたくさん答えていただきました。

最後は、通信指令室を見学しました。見学室から、通信指令室を見ると、大きなモニターに、地図が映し出されていました。その地図の中には、パトカーに搭載されているカメラの映像も映し出されていました。中で働いている警察官の方たちの机には、たくさんのモニターがあります。岡山県では、昨年18万件ほどの通報があったそうです。これは約3分に1度の割合でかかってくるということだそうです。私たちが見学している時にも、通報があり、警察官の方は、話を聞きながらメモをとっていました。その後、無線を使い、出動の要請をかけていました。短時間に必要な情報を聞き取り、指示を出す通信指令室で働く人を目の当たりにした子供たちは、憧れの眼差しで見学していました。

子供たちは、警察官がどのようにして迅速かつ的確に行動しているのかを実感し、その仕事の大変さと重要性を学ぶことができたようです。見学を通じて、岡山の安全を守るために様々な役割があることを理解し、私たちの生活がどのようにして支えられているのかを知る良い機会となりました。これからも地域の安全を守るために、私たち一人ひとりができることを考え、行動していくことが大切だと感じました。