SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【6年生】岡山芸術交流


10月21日(火)、6年生全員で「岡山芸術交流」に行きました。
岡山芸術交流とは、3年に1度開催される、岡山の街のあちこちを舞台にして、世界中のアーティストが作品を展示する大きなアートイベントです。
2025年のテーマ「青豆の公園」。村上春樹さんの小説『1Q84』の主人公「青豆」からインスピレーションを得たらしく、日常の中に非日常が様々な形で表現されています。

今回お世話になるガイドさんと合流し、最初に訪れた場所は、天神山文化プラザです。そこには、さまざまな映像アートやテクノロジーと融合した作品が展示されていて、不思議な気持ちでスタートしました。これからどんな作品が見られるのかと思うと、とてもわくわくしました。

次の会場へ移動する道中にもアートが隠れていました。ライアン・ガンダーさんの作品で、数種類のデザインを施した約2万枚のコインが街中に潜んでいます。
歩きながらきらっと光るコインを見つけ、子どもたちはおおよろこびでした。

そして向かったのは旧内山下小学校です。まず目に入ったのは、校庭にそびえる大きなタワー。このタワーにはAIが搭載されていて、芸術交流の期間中に情報を収集・解釈し、俳優の石田ゆり子さんの声を合成した独自の言語でコミュニケーションを行います。子どもたちはいろいろと話しかけ、返事が返ってくると「会話ができたみたい!」と嬉しそうでした。さらに、プールでは不思議な光景が広がっていました。海にいるはずのウミガメと、川にいるはずの鯉が同じ水槽で泳いでいたのです。まるで夢の中のような、不思議でおもしろい空間でした。

芸術にはいろいろな表現のしかたがあることを知り、とても良い体験になりました。また3年後も楽しみです。