SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【3年生】見て・着て・聞いて実感!わたしたちの街を守る消防士さんの仕事と工夫

3年生では、社会科で「火事からくらしを守る」学習をしています。
今日は、岡山市消防局 中消防署へ見学に行ってきました。
「火事にすばやく対応できるように、消防署の人たちはどんなことをしているのか調べよう」をテーマに消防署内を見ました。
見学は、3つのブースに分かれて行いました。

1つ目は、消防車両を見せていただきました。

タンク車やポンプ車など、それぞれ車両によって役割が違うことやどのようなものが、車に載っているのかを知ることができました。
タンク車には、家のお風呂の約10杯分にあたる2000Lの水をのせることができるようです。また、ポンプ車にあるホースの長さは、1本が20mあります。
消防士の方は、ポンプ車から消火栓など水のある場所までの距離を考えながらホースを繋いで、水を取り入れる訓練もされているそうです。

煙が多いところでは、酸素ボンベを背負い、マスクを付けて消火活動にあたるようです。消防服は、約10kgあります。酸素ボンベも約10kgあります。
全ての装備品を身に付けると、20kg以上にもなります。重いものを背負って、消火活動ができるだけの体力がないといけないことがよく分かりました。
そのために、消防士の方は日頃から訓練を欠かさず行っています。

2つ目は、消防服を着る体験を行いました。

子供用の消防服を用意してくださっていました。本物と同じデザインの消防服を着ることができて、嬉しそうにしていました。

また、本物の消防服も見せていただき、その重さに驚いていました。

最後に、消防署内で岡山市にある消防署の数や消防士の仕事について教えていただきました。

子供たちは、岡山市全体で、救急車の出動が1日あたり平均104件もあることや消防士の方が24時間勤務をしていることに驚いていました。
また、火事の原因なども詳しく教えていただきました。

この見学を通して、火事からわたしたちのくらしを守ってくれている消防士の仕事がよく分かりました。

見学を終えて学校に戻った後、子供たちは見聞きしたことをクラスで振り返りました。
消防士の方々の献身的な働きや、私たちの安全を守るための努力に感謝の気持ちを抱いたようです。
中消防署のみなさん、ありがとうございました。