SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【校内研究】「つながり」を大切に、共に学ぶ就実の挑戦
就実小学校では,「自ら未来を切り拓くクリエイティブな就実の子の育成~『探究』を横断的に位置づけた就実型学習デザイン~」を今年度の研究テーマとして掲げ,教職員が一丸となって校内研究に取り組んでいます。
今年度,特に大切にしているキーワードは「つながり」です。子供たちの学びを広げていくために,地域・社会・世界とのつながりをどう築いていくか,そして教員同士がどのように学び合い,協働していけるかを見つめ直しながら日々の教育実践を深めています。
先日の校内研修では,本校の探究的な学びを支える「キーコンピテンシー」や「エージェンシー」について意見を交わし,学びの流れを可視化した「探究サイクル図」の再確認を行いました。さらに,「つながる」ために何が必要かをテーマに,グループごとにクラゲチャートを活用して話し合いを行いました。思考ツールを活用することで,教員同士の意識やアイデアの共有がより深まり,日常の授業実践にも活かせる気づきが生まれました。
また,9月に予定している「OPEN DAY」に向けた準備もスタートしています。岡山県内の教育関係者はもちろん,より広い視点で他地域ともつながり,互いに学び合い,成長できる機会となるよう,計画を進めています。本校が目指すのは,単なる情報発信にとどまらず「共に学び,共に成長できる場」を創ることです。
「Challenger(挑戦者)」「Creator(創造者)」「Communicator(伝える人)」――これらの3つの力を備えた児童像「就実小学校3C」は、子どもたちの目標であると同時に,私たち教職員にとっても大切な指針です。校内研究を通じて,まずは教員自身が“チャレンジ・創造・対話”を日常的に意識し,教育の質の向上を目指していきます。
本年度も,9月・11月・2月の年3回,教育関係者の皆様に本校の教育活動をご覧いただける公開日を予定しています。
就実小学校の学びにご関心のある皆様、ぜひ足をお運びください。今後も本校の取組を随時発信していきます。