SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【6年】書道体験(卒業制作)


2月7日(火)の1~3限目に、6年生が卒業制作として、書道体験を行いました。
この日のために、子供たちは一人一人書く言葉を決め、今まで書写の授業で練習を重ねてきました。
始めに、養和書道院の小林純風先生から、「気持ちをこめて書く」というお話を聞きました。
この日、作品作りのために使用した道具は、それぞれが2年生のときに作った「握り墨」、3年生のときに漉いた「和紙」、4年生のときに作った「筆」、5年生のときに作った「印」と、とても思い入れのあるものです。


子供たちは、今までの集大成だという気持ちと、言葉に思いを込めて、作品作りに臨みました。
この日は、小林先生を始め、養和書道院のたくさんの先生方にお越しいただきました。子どもたちは一人一人細やかなアドバイスをいただいて、濃さを確かめながら墨をすったり、最後の練習でバランスや大きさを確かめたりしていました。
そして、最後には、一文字一文字集中しながら、自分で作った和紙に筆を入れていました。印を押し、額に入れ、作品が完成したときには、達成感にあふれた表情がたくさん見られました。

この作品は、卒業前に、校内で展示会を行い、多くの方に見ていただく予定です。