FEATURE 01就実型イマージョン教育

FEATURE 01国際人を育成する
就実型イマージョン教育の推進

英語を「聞く・話す・読む・書く」力は、好奇心が旺盛で柔軟な子供の時にこそ自然に身に付きます。
各学年の発達段階に合わせたカリキュラムで、楽しく英語とであい、異文化を体感し、国際人としての素地を育みます。

  • 1年生のイマージョン教育

    全授業数の約40%を英語で学習
    1年生から英語が自然に身に付く環境です

    1年生では全授業数の40%がイマージョン教科です。
    低学年時に英語の指導時間を十分に確保することで、英語に早く慣れることが可能です。本校では英語ネイティブスピーカーの教員6名を、各学年の副担任として配属しています。教員はイマージョン教科を担当するだけでなく、朝の会や帰りの会、給食や休み時間、行事など、学校生活のすべてを子供たちと過ごします。日常的に英語のコミュニケーションを行うため、自然な会話を身に付けられます。

    1週間の授業時数の比較(1年生)
    1年生のイマージョン教育
  • カリキュラムや教材を見直しより良くUpdate!

    本校では、校内研究として「就実型イマージョン教育」の研究に全教員で取り組んでいます。2022年度から、Mathの教科書をIBプログラムで採用されている国際基準のテキスト「Oxford Mathematics」に変更しました。また、「書く力」を向上させるために、これまで自由形式で取り組んでいたJournalに、「Writing Prompts Journal」を導入し、テーマに沿って英語で日記を書くことにも取り組んでいます。

    カリキュラムや教材を見直しより良くUpdate!
  • 低学年から段階を経て英語力アップ
    卒業時には高校中級レベルの英語力を習得

    本校では卒業時に「CEFR(セファール)※」A2~B1のレベルの英語力を身に付けることを目標としています。その目標の達成度を検証するために、将来的に海外の大学試験にも繋がるケンブリッジ英検とTOEFLを実施しています。
    ケンブリッジ英検は、年に数回、希望者を対象に実施しています。英語4技能を正確に測ることのできる試験です。また、1年生から受検可能なTOEFLは、毎年1月に全員受検し、1年間の英語力の伸びを確認します。
    このようにして、日頃のイマージョン教育の成果を実感しながら、さらなる英語力の向上を目指しています。

    ※CEFR(セファール)…欧米を中心に広く使われている国際基準規格。

    TOEFL結果(2021年1月14日実施)

STUDY ABROADオーストラリア姉妹校との直接交流を再開します!

2018年にオーストラリアにあるBroadbeach State School(以下BSS)と姉妹校協定を結び、コロナ禍の間もオンライン交流を続けてきました。2023年度は、6月下旬にBSSの子供たちと先生方が、8月初旬に就実小の子供たちと先生方が、お互いの学校を訪問し、交流します。同じ年ごろの子供たちと交流し、もっと英語を話したい、海外の文化について知りたい、という意欲や興味を深めます。
5・6年生の希望者が参加するオーストラリア研修は、BSSの児童との交流はもちろん、ホームステイも体験します。実り多い研修となるよう、出発まで3か月間、毎週1回トラベルスクールを実施し、参加児童は、学校の代表としての自覚と誇りをもって参加します。

STUDY ABROAD
STUDY ABROAD

プログラム参加児童の声
英語で聞いて、英語で伝える
より一層楽しみや思い出が増えた

私が一番忘れられない思い出はホームステイです。一人ひとりが姉妹校のBroadbeach State Schoolの友達の家に行って5日間過ごすのです。実は私は初日に少しホームシックになり、こっそり泣きました。ホストファミリーにそのことを伝えると“It's OK! Don't worry.”と励ましてくれました。すると急にほっとしてホームシックを乗り越えることができ、遊園地に行ったり散歩をしたり映画をみたりして一緒に過ごす時間がもっと楽しいと感じることが出来ました。ホストファミリーとの会話、Broadbeach State Schoolでの授業、シドニー観光の説明は全て英語でした。話を聞いて自分の考えや意見を英語で伝えるとわかってもらえたことがとてもうれしかったです。この経験を通して積極的に参加したり思いを伝えたりすると、より一層楽しみや思い出が増えることがわかりました。今もホストファミリーとメールのやりとりをしています。英語の勉強を続けていつかまた、会えたらいいなと思います。

DEVELOP PRACTICAL ENGLISH SKILLS英語に日常的にふれ、
実践的な英語力を育成

  • 低学年 中学年 高学年

    低学年
    「聞くこと」と「積極的に話すこと」に力を入れます。歌を歌ったりゲームをしたりする中で、楽しみながら英語にふれます。言葉を蓄積し、頭の中で考えることなく瞬時に英語を理解できる力を育てていきます。

    中学年
    「読むこと」と「会話をすること」に力を入れます。教科書や本を通じて、英語のリズムに親しみながら、覚えた単語やフレーズを会話で応用することができるようにします。自分の意見や考えを英語で表現できる素地を作ります。

    高学年
    「書くこと」と「発表すること」に力を入れます。様々なジャンルの本を読み、全体の構成を考えて、感想を書けるようにします。ジェスチャーを交えたり、間を意識したりしながらスピーチできるように育てていきます。

  • 英語を用いて思考力、問題解決能力など、数学的に考える力を育成します。子供たちにわかりやすく、工夫を凝らした授業を展開しています。

  • 表現に関する領域とイマージョン教育の相性の良さを活かして、豊かな創造力や、お互いを認め合う気持ちを育みます。

  • アメリカで使用されている国語の教科書を採用しています。イマージョン教育担当の先生から、英語を英語で学ぶ楽しさがつまっています。

  • 体育にもイマージョン教育を導入しています。英語でやり取りをしながら体を動かし、楽しく英語を身に付けていきます。

  • 掃除や休み時間など日常的な場面でもイマージョン教育担当の先生が、積極的に子供たちと関わります。週に1日、イマージョン教育担当の先生が学級担任を務めます。子供たちが自然に英語を使う環境があります。

TEACHER’S MESSAGE英語は楽しい!本校独自のカリキュラムによって
イマージョン教育担当の先生と共に学びましょう

イマージョン(=浸す)教育で英語の世界にしっかり浸り、実践的な英語力を育みます。先生の話や、子供たちの読み書きも英語で行うなど、英語を使う習慣を身に付けることで、子供たちは国際コミュニティの一員であることに気づき、ものの見方や考え方が広がります。

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