SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【5年生】わくわく科学教室

5月23日(木),わくわく科学教室を就実大学の理科室で行いました。
毎年,就実大学の福井広和先生が,各学年の子供たちの「なぜ?どうして?これはこの後どうなる?」といった知的好奇心を
くすぐるたくさんの実験を用意してくださっています。

今回は「どちらが早く転がるか」をテーマに,様々な対照実験を楽しく行いました。ユーモアと笑顔あふれる福井先生の授業に5年生の子供たちはみんな目を輝かせ,
すぐに引き込まれていました。回を重ねるごとにそれぞれの実験から「次はこうなるのでは?」と少しずつ考察できるようになっていきました。

様々な実験を通して,理科学習の楽しさを実感できただけでなく,どのようにして学ぶことが大切か,ということを考えることもできました。
福井先生から「理科の楽しさは,少数派が大逆転できるところにある」という話をうかがいました。
「多数派だから正しい」ではなく小数派であっても順序立てて深く考えたり考察したりすることで,新たな世界が見えるようになることを知ることができた貴重な体験授業でした。子供たちはいつも以上に理科の面白さを味わっただけでなく,学ぶことへの姿勢についても今日の授業を通してしっかりと学ぶことができたようでした。

最後には,「ころがる」をテーマとした工作を行い,実際に友だちと仲良く楽しむ姿が見られました。
「ころがる」という身の回りにあふれた事象に対しても多くの「わくわく」を生み出してくださった福井先生,充実した学びをありがとうございました。