SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【4年生】備中神楽Day


4年生では、社会科で「古くから残るもの、受け継がれる願い」の学習をしています。
岡山県に残る年中行事や文化財について調べています。
授業では、西大寺会陽と津山城を扱い、どのように受け継がれてきたのか、どんな願いがこめられているのかを調べてきました。
「もっと岡山県にある年中行事や文化財を知りたい、調べたい」という子供たちの思いに応え、10/31(木)に備中神楽について学ぶ「備中神楽Day」を企画しました。

午前中は、岡山県立博物館の学芸員の方に来ていただき、神楽とは何か、備中神楽の歴史や主な演目について動画を用いながら教えていただきました。
その後、体験用のお面を見ました。お面は、桐で作られて見る角度によって表情が変わることを確認したり、実際にお面をつけてみる子もいました。

午後からは、高梁市から神楽太夫の方が来てくださりました。
午前中に教えていただいたことがクイズとして出てきて、子どもたちは「教えてもらった!」と言いながらクイズを楽しんでいました。
クイズの後は、道具を体験する時間です。
代表者が、備中神楽で使用するお面や刀や薙刀、扇子や衣装を持たせてもらったり、着させてもらいました。
お面は、古くから受け継がれて100年以上使用されているものもあると聞いて、驚いていました。

最後は、備中神楽を鑑賞しました。「猿田彦の舞」と「大蛇退治」を披露してくださいました。
太鼓の音に合わせて、太夫の方が大きな動きで舞う姿は、迫力がありました。
初めて備中神楽を見た子も多く、その迫力に驚きながらも、「次はどうなるのだろう」と期待しながら備中神楽を楽しんでいました。

今日は、備中神楽について、学び・体験して、鑑賞することができました。
岡山県立博物館、神楽太夫のみなさん、ありがとうございました。
今日学んだことは、iPadでポスターを作って広く発信する予定です。