SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【6年生】書道体験-卒業制作-

2月3日(月)、6年生の書道体験がありました。6年間の書道での“本もの教育”の集大成です。
普段は墨汁で簡単に書き始めることができるけれど、今日は2年生でつくったにぎり墨で墨をすることからスタートです。
握り墨は今の自分たちの手にはとても小さく、成長を感じました。
力をこめて、思いをこめて、すっていきます。が、なかなか思ったより黒くならず…
でもこの手間を惜しまない姿勢がいい字につながります。
3年生の時、自分たちで、すいてつくったオリジナル和紙は1枚きり。
いい字が書けるよう、今日まで練習を重ねてきました。
本番。先生方にアドバイスを積極的に聞き、いい字を書こうと頑張っていました。
4年生の時、伝統工芸士の方に筆ができるまでの大変な作業について学びました。
その時作った自分の名前が彫られた筆はとても書き心地がよかったです。
最後に5年生でつくった自分の名前を彫った印を押します。
自分の名前の印があるだけでとても特別な作品に仕上がりました。
今回、決まったお手本はなく、好きな言葉や座右の銘など、自分の大切にしている言葉を書きました。
実際に自分でつくった道具を使い、自分の書きたい文字を表現することは、単なる作業でなく、自分の心や創造性を大きく育む貴重な体験になりました。
この卒業制作で書いた言葉を大切に今後の6年生の成長を楽しみにしています。