SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【3年生】昔の岡山を探ろう
3年生では、3学期を通して「岡山市のうつりかわり」を学習してきました。
80年くらい前・50年くらい前・現在を比較しながら、岡山駅の変化や土地の使われ方、人口の変遷を調べてきました。
また、本やインターネットを活用して、生活に使われてきた道具の移り変わりを年表にまとめました。
今日は、学んできたことを実際に自分の目で確かめるために、岡山県立博物館と岡山映像ライブラリーセンターへ社会科見学に出かけました。
岡山県立博物館では、学芸員の方が昔の道具について説明をしてくださいました。
また、石油ランプや番傘、炭火アイロンなど自分たちが調べた道具に触れることができ、こういう仕組みになっていたのかと納得している姿が印象的でした。
展示室では、農業に使われていた昔の道具や昭和40年代を再現した部屋を見学しました。
子供たちは、「ちびまる子ちゃんの家みたい。」と表現していました。
岡山映像ライブラリーセンターでは、RSK山陽放送が所有する明治から昭和に至るまでの貴重な映像や音声などを視聴することができます。
今日は、子供たちの先輩にある就実實科女学校の生徒が、昭和12(1937)年に行った修学旅行の映像を見せていただきました。
岡山を出発し、大阪城や日光東照宮を訪れて東京都内を見学し、さらに帰りには名古屋城や伊勢神宮を見て回る行程です。
半月かけて旅行を行ったそうです。
映像を見た後は、歴代のビデオカメラを見せていただき、実際に撮影させていただきました。
子供たちは、昔の道具や映像に触れることで、昔と今のつながりを感じたようです。
「昔は大変だったんだなぁ」と道具を触りながら、呟いている子もいました。
今は、ボタン一つで様々なことができる便利な世の中ですが、それも、先人の方々の工夫や努力によって、道具が改良されてきたからです。
大人になった時に、「わたしが小学生の時は・・・」と伝えらる人になって欲しいと願っています。
貴重な体験をするために準備してくださった岡山県立博物館・岡山映像ライブラリーセンターの方々、ありがとうございました。
3年生での社会科の授業も残り僅かです。
ここからは、これからの岡山市について子供たちと共に考えていきます。
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