SHUJITSU DIARY就実ダイアリー
【2年生】おもてなしの心と感謝を学ぶ、夏の「七夕茶道体験」

7月9日(木)、本校にて子どもたちが楽しみにしていた「七夕の茶道体験」が行われました。
一歩お茶室に足を踏み入れると、そこには外の蒸し暑さを忘れさせてくれるような、涼やかで凛とした静かな空気が流れていました。床の間に飾られた美しい掛け軸や、季節の瑞々しい生け花など、七夕の風情を感じさせる設えが子どもたちを優しく迎えてくれました。
今回の茶道体験には、夏の暑さを和らげるための「おもてなしの秘密」がたくさん隠されていました。特に子どもたちを驚かせたのは、お抹茶が振る舞われたお茶碗です。通常使われる陶器だけではなく、透き通るようなガラス製のお椀が用意されていました。涼しげにきらきらと輝くガラス越しに、鮮やかな緑色のお抹茶が美しく映え、目で見ているだけで涼しさが体に染み渡っていくようでした。さらに、この時期にぴったりな色鮮やかな季節の和菓子が差し出されると、子どもたちの表情は一層きらきらと輝きました。
お茶をいただく前には、講師の先生からお辞儀の仕方や、お茶碗の回し方といった作法を丁寧に教えていただきました。慣れない正座に少し足をモゾモゾさせながらも、子どもたちの表情は真剣そのものです。「相手を思いやる、おもてなしの心」についてのお話を聞き、お茶を点ててくださった方や、この日のために様々な準備をしてくださった方々への感謝の気持ちが、子どもたちの中に自然と芽生えていくのが伝わってきました。
お茶碗を両手で大切に持ち、「頂戴いたします」と丁寧にお辞儀をして、ゆっくりとお抹茶を口に運ぶ子どもたち。少し苦い大人の味に目を丸くして驚きつつも、「美味しい!」「なんだか心が落ち着くなぁ」と、一滴一滴を大切に、感謝の心を込めながら味わっていました。
今回の茶道体験は、単に日本の伝統文化を学ぶだけでなく、日常の中にある「一期一会」の出会いや、相手を思いやる優しさに気づく、とても貴重な機会となりました。お茶をいただいた後の子どもたちの背筋はどこかピンと伸びていて、少し大人びた誇らしげな表情がとても印象的でした。次回の茶道体験も楽しみですね。
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