SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【3年生】対話型鑑賞教室


3月10日・17日(木)に、3年生は、一般社団法人「みるを楽しむ!アートナビ岡山」による対話型鑑賞教室を行いました。対話型鑑賞とは、作品の意味や技法、作者に関することなど、美術の知識をもとにして作品と向かい合うのではなく、作品を観た時の感想や、そこから想像されることなどをもとにして、グループで話し合いをしながら、その対話を通して観賞を行う方法です。

まず、岡山県立美術館に所蔵されている横田建三さんの「風を待つ」とRSK本社にある岡本太郎さんの「躍進」を鑑賞しました。
絵にどんなものが描かれているのか。どんなことを感じるのか。
ひとりが思った考えから、どんどん考えが広がっていきました。
子供たちが絵から物語を想像し、この絵がどんな絵なのか語っている姿が印象的でした。

そして新しい試みとして、iPadを活用して3Dで石像作品を鑑賞しました。
画面上で、作品を拡大したり回転させたりしながら様々な視点で鑑賞し、気づいたことを発表しました。
実際には見ることが難しい作品の内部の様子まで見ることができて、子供たちは好奇心旺盛に作品を鑑賞していました。

美術作品を通して、生まれる対話。
「見る・聞く・伝える」を学ぶことができた90分間でした。