SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【5年生】書道体験

6月6日(月)、書道体験の一環として雅印作りをしました。
今年も愛石印社の久保田先生にお越しいただきました。
最初に、久保田先生から印の大切さについて説明を受けました。
そもそも印は、なんのためにあるのかについて聞いたあとに、印があるものとないものを比べて見ました。子供たちは改めてその大切さを実感していたようでした。
印は、自分の名前から文字を取ったもので、消しゴムを三角刀で彫って白字印を作りました。
印の文字は篆書体で、普段見ることのない書体に子供たちはとても感心していました。
いよいよ名前を彫る段階になると、子供たちは目の前の印を彫ることに集中し、教室は静まりかえりました。
そのまなざしは真剣そのもので、慎重に彫っていました。

印が出来上がった後は実際に押してみました。どの印もとてもきれいに出来ている、とお褒めの言葉をいただきました。こうして全員分集めたものが出来上がりました。

この印は、卒業制作の一つとして6年生になったときに、今までの書道体験で作ってきた墨や和紙を使って一つの作品を作る際に、自分の作品として証明するために使います。集大成を作る時が近づきつつあるのを感じ、とても楽しみになる5年生でした。