SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【6年生】人権教室


11月24日(木)に長島愛生園自治会長の中尾伸治さんをお招きしてハンセン病に関する人権教室を行いました。
ハンセン病患者がどのようにして病棟まで行ったのか、その療養所内での出来事を詳しく教えていただきました。


子供たちは最後まで熱心に耳を傾け、お話の内容について、iPadを使いながらメモを取り、まとめていました。
療養所では自分たちで田畑を切り開いて食料を確保したり、居住スペースを作っていったりしたというお話から過酷な環境下におかれていたという現実を想像していました。
また、家族に迷惑をかけないように自分の名前を変えていた人がいたことや結婚はできても子供を作ることはできなかったことからハンセン病患者は世間から冷たい反応をされてきたことを学びました。
子供たちの振り返りの中に、これからは差別をなくすために一人一人が平等や多様性といったことを意識することが大切だということが含まれていました。
過去から学び、未来にいかしていくことができる6年生に成長していきます。