SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

6年生「いのちのお話」〜自分らしさと安心を大切に〜

産婦人科医の大岡先生(いのちのお話岡山)をお招きし,6年生を対象とした性教育講演会を開催しました。思春期を迎えた子どもたちへ,性教育とは「人が幸せに生きるための健康・ライフスキル」であるという視点から,教科書を超えた大切な学びの時間となりました。

前半は,性の多様性と「自分らしさ」について考えました。体の性・心の性・表現する性などは人それぞれであり,性はグラデーションのように多様です。「男らしさ,女らしさ」という周囲の押し付けに違和感を持ったら,その気持ちを大切にしてよいこと,そして何より「自分を大切にしていい」という強いメッセージをいただきました。

後半は,心と体の「バウンダリー(境界線)」や,安心を守る権利について学びました。自分の体やプライベートパーツのことは自分で決めてよく,嫌なことには「ノー」と言ってよいこと,それは相手を嫌うこととは違うという説明に,子どもたちは深く頷いていました。また,SNSやアダルトサイトの危険性,ネット上の「作り物の世界」に騙されない視点についても触れ,困った時に人を頼ることは自立への第一歩であると教わりました。さらに,月経(PMS等)や自律神経の不調など,思春期の体の変化へのセルフケアや医療の活用法,無理せず休む大切さも学びました。性別やテストの点数に関わらず,一人ひとりが「そのままで大切な存在」です。この学びを胸に,自分も相手も大切にできる大人へと歩んでほしいと願っています。