SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

芸術鑑賞会「狂言」


10月15日(木)文化庁主催の「文化芸術による子供育成総合事業」による巡回公演がありました。
今年は,民俗芸能アンサンブル「若駒」さんによる狂言を鑑賞しました。
1~3年生は,「柿とやまぶし」「かみなり」のお話を,4~6年生は,それらに加えて「二人ばかま」のお話を見せていただきました。
どのお話もとても楽しく,児童は笑顔いっぱいになっていました。

「みんなで体験ワークショップ」では,狂言には「型」があることを教えていただき,立ち方や歩き方,柿の食べ方などを実際にやってみました。
5年生の代表者8名は,9月の事前ワークショップで練習した「柿とやまぶし」の「やまぶし」と「畑主」になりきって演じることができました。
海外のお友達とも交流を持つ機会のある本校の児童は,「『狂言』のすばらしさをもっといろいろな人に知ってもらいたいです。今日見せていただいた『狂言』を,日本の文化の1つとして,誇りを持って伝えようと思います。」という感想を持ったようです。

今後も,今回のような「本ものにふれる体験」を通して日本人としてのアイデンティティを確立し,国際的な視野に立って物事を考えらえる子供たちを育てていきたいと思います。