SHUJITSU DIARY就実ダイアリー

【3年生】茶道体験


7月6日(水),就実大学の茶室にて茶道体験が行われました。
まず,帛紗(ふくさ)のさばき方について教えていただきました。
帛紗は,お手前の中で,茶道具を拭く布のことをさします。
この拭くという所作は,決して茶道具が汚いからではなく,自分の心を清め,相手を気持ちよくもてなすために行うそうです。
子供たちは苦戦しながらも,先生のお手本を見ながら,流れるような自然な所作に近づけるよう,何度も練習していました。

次に,お茶とお茶菓子をいただきました。これらをいただく前には,「お先に」と次の人に一礼します。
1つ1つの丁寧な所作と他の人への心配りが,心地よい場を作ることを学ぶことができました。
この日は七夕の前日ということもあり,子どもたちは掛け軸や生け花,お茶菓子などに見られる季節感を味わいながら,最後までじっくりとお茶を楽しみました。